再建治療への取り組み

十分な診断のもと、開院時より修復方法の重要なオプションとして再建治療に組み込んで参りました

歯科口腔外科とは

歯の疾患から口腔がんまで、さまざまな症状に対応する歯科の診療科目です。 交通事故やスポーツでできた外傷や顎変形症といった外科的疾患、親知らずの抜歯、インプラント手術などにも対応します。

親知らず

親知らずは通常20歳前後に生えてくることが多いようです。永久歯の中で一番最後に生えてくるため、生えるスペースがなく、横や斜めに傾いてでてきたり、骨の中に埋まったまま生えてこない場合もあります。

こういった場合、抜歯手術を行います。親知らずの抜歯手術には30分から1時間ほどを要します。

インプラント

なんらかの理由で通常歯を失った場合、あごの骨に生体親和性の高い金属であるチタンやチタン合金でできた人工歯根を埋め込む手術を行ないます。顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、上部構造(人工歯)を装着する治療法です。

ブリッジ・入れ歯といった従来の治療法とは違い、歯を補うだけでなく、歯根も取り戻すことが可能です。

再建治療への取り組み

それぞれのケースに合わせた治療方法

当院では噛める義歯にも取り組んでいますこともあり、取り外しの義歯がすべてに劣るとは考えておりません。欠損修復において必ずしもインプラント治療が他の修復法に優先されるものではありませんが、インプラントは特定のケース(健全歯を削らず欠損部位のみを修復したり、修復範囲を大がかりに連結しない治療等)において、修復治療におけるパフォーマンスとして他の方法では得られない顕著な働きを期待できます。

また粘膜を覆う義歯に嘔吐反射の強い方や歯を失い、入れ歯になることが心理的に負担となっている方には、機能的問題以上にインプラントは大きな福音となっています。

デジタル3DCTにより顎骨の断層レントゲン写真

東上野歯科クリニックでは容易なケース以外は、デジタル3DCTにより顎骨の断層レントゲン写真を撮影しております。

なお、 骨造成処置が必要な場合におきましては、患者さんのご理解のもと口腔内から採取した自家骨や人工骨補填材を利用することがあります。